7月に新潟旅行へ行ったとき、帰りの新幹線でグランクラスに乗りました。その時に利用しました商品は、「ふらっとグランクラス」です。その概要とお勧めの理由を記します。宜しくお願い致します。
・「ふらっとグランクラス」
設定区間:東京・上野・大宮~越後湯沢・浦佐・長岡・燕三条・新潟
価格:乗車券+自由席特急券相当料金+グリーン車料金+1000円になります。
JR東日本管内のニューデイズ及びキオスクで使用できる1000円の利用券が付きます。ただし、1000円以下のものを買ってもお釣りは出ません。1000円以上買った場合、現金支払いのみにて、差額を支払います。
例1)東京から新潟の場合
乗車券 5620円 +自由席特急券相当料金 4430円 +グリーン車料金 4110円 +1000円=15160円になります。(グリーン車は14160円)
参)通常のグランクラス料金:17250円
通常の指定席料金 10570円です。 差額は、4590円です。
例2)長岡から大宮の場合 (今回筆者旅行時のルート)
乗車券 4430円 +自由席特急券相当料金 3470円 +グリーン車料金 3090円 +1000円=11990円 になります。 (グリーン車は10990円)
参)通常のグランクラス料金:14080円
通常の指定席料金 8420円です。 差額は、3570円です。
これだけの差額があるのに、グランクラスを選ぶメリットは何か?
①普通車は、1列に2席+3席の5席であるのに対し、グランクラスは、1列に1席+2席の3席であり、間隔が広い。
②グランクラスは、レッグレストがあり、ゆっくりと足元を落ち着かせることができます。
③グランクラスは、リクライニング角度が約43度傾けられ、ゆっくりとくつろぐことができます。
④荷物が多いとき、1列シートに指定席が取れた場合、1人1つ使えるので、とても便利です。
⑤特に明日仕事で、旅の疲れを軽減させたいときには最適です。席だけでない極上の空間が味わえます。
グランクラス 座席
グランクラス デッキ
グランクラスに乗った感想
以前、新青森駅からグランクラスに1度乗ったことがありました。その時は、乗っていくごとに時間が減っていく感覚がありました。「あと残り何分いられるか」と考えながら。その感覚は、普通車でもグリーン車でもありません。普段とはとても違う雰囲気であったことを覚えています。以前乗ったグリーン車は、アテンダントさんがいらっしゃる車両でした。今回は、とき号なので、アテンダントさんはいらっしゃいません。(とき号・あさま号・なすの号・やまびこ号の仙台発着便はアテンダントさんなしの車両で通常のグランクラス料金よりも2050円引きとなっております。)
アテンダントさんがいらっしゃるかどうかで雰囲気はけっこうちがいました。アテンダントさんがいらっしゃれば、飲み物や軽弁当が付きましたので、特別感は感じましたが、いらっしゃらない場合、普通に座っているだけなので、特別感は若干落ちます。でも、リクライニングが深く倒れ、気持ち良かったことには変わりありません。ただ、長岡から大宮で1時間強では少し時間が短すぎる気が致します。長距離の特急列車でこのような設備があれば最高であるといえます。
今後のグランクラス
東京~新潟間のグランクラスは、2019年9月30日の終了予定です。
10月からは、「なすの号」(東京~郡山)、「あさま号」(東京~長野)にて運行を予定しています。
・「なすの号」:東京・上野・大宮~宇都宮・那須塩原・新白河・郡山
・「あさま号」:東京・上野・大宮~高崎・安中榛名・軽井沢・佐久平・上田・長野
にての設定があります。
是非とも利用してみてください。皆様の安全な旅を願っております。